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ひびのこと、あたまのなかのこと


by milory
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たこやき そののち

既に日が変わってしまったのでもう昨日の話ですが。
研究室のたこ焼きパーティーでした。

なぜにたこやきなのかは謎。

とりあえずたこ焼きをやいてやいて食べまくりました。
たこやき焼くのって楽しい。
たこやき器が欲しいなと少しだけ思いました。


おひらきになった後に残った少数で再び飲みはじめ
普段比較的あっさりとみなが帰ってしまうこの研究室の飲み会にしては
めずらしいことだなと思ったのですが
その会もお開きになったさらにその後にある先輩とぽちぽち話をするという
流れになりました。


話の中身は研究室のことや進路のことと他愛もないものばかりだったけど
ひさしぶりに人と話して、あ、わかるわかる、とシンクロする部分が多かったのと

普段はほとんどそうやって話すこともなくて、
なんとなくこの先もずっと話すこともない、
自分にとってはそういう距離にいる人なのかなと思っていただけに

思いがけない語らいの時間が
思いがけない新鮮な感動をうみました。

同じ研究室にわたしより長くいて見えているもの について
率直に語ってくれたこともありがたかったし。

何より、同じような年代で同じような悩みとか葛藤をかかえているもの同士が
答えの出ない問いにたいして
ぐるぐると
あてもなく考えをめぐらせてふと口に出してしまう

そういうのって何よりも楽しいんだとしみじみ思いました。


答えが出るものでもなくて、今この場で積極的にに出す意志もなくて
ただ自分の中のわだかまりや疑問を
ほぼ気兼ねなく口に出してしまえる、いわば無責任な状態ではあるけれど
そして多分しっかり考えると矛盾したこともいってるけれど
とりあえずは思ったことをそのまま言える

そんな時間を過ごすのがひさしぶりでとても楽しく感じたのでした。
高校時代のおしゃべりみたいな。



おもいがけずその人の中身(のほんのほんの一端)に触れたときは
ほんとうにうれしく感じます。
人との付き合いにおいてそういう触れた、と感じる瞬間はほんとうに
多分前にも書いたけどわたしにとっては麻薬みたいなもので
やめられないし、喜ばずにはいられない。
それが共感できるものであるときはなおさらで。

わたしが常に、おそらくいくつになってもやめられないことの一つだろう
と思うのです。


願わくば、わたしがいま大切にしたい人たちのことも
完全に分かった、とか思わずに触れていく努力をしたいものです。
近ければ近いほど分かり合うのはなおさら難しくなってゆくものですからね。
by milory | 2006-09-20 00:57